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2019年5月28日 (火)

AOC 上海 2019・その8

 さて、コントロールドプラクティスの開始である。レースの組み合わせでの走行とはいえ、スタートはけっこうアバウト。よく勘違いされがちだが、コントロールドプラクティスは、選手というより運営側のトランスポンダーナンバー確認やらなんやらの予行演習の色合いが濃い。なので、向こう側から見れば出場車両が走っていて、さらにトランスポンダーの確認がきちんとできればいいのである。選手の方からすると、レース前の最後のクルマ確認になるし、自分のヒートで誰が速くて誰がそうでないのか、そして自分はどのへんの位置にいるのかのチェックにもなる大事な機会である。また、クラスによってコントロールドプラクティスでのペース(たしか今回は3週連続でのベストラップタイム)順に予選の組み合わせが変更になったりするから、あんまり気を抜けない。が、僕の出場する12分の1モディファイドクラスは6名しか出走しないので、予選も同じメンツ。しかも前日の練習でだいたいのペースは把握できているから、そんなに気合を入れなくてもいい感じ。前日と違って今日はしっかり寝ているし、体調も悪くない、だから昨日よりいい走りができるだろうと臨んだこのラウンドでは無難に走行。クルマを壊さずに済んだ。そしてついに予選を迎えるのである。

 予選開始。1周目は3位のタイムで通過するも、2周目にクラッシュ! モーターがズレてしまいこの時点でリタイヤとなる。前日からほとんどクラッシュしていないのに、大事なところでやらかしてしまった。通常、こういうかたちでリタイヤした場合には、そのレースが終わるまで操縦台で待っているものだが、僕は右端に立っていたこともあり、計測室のスコッティと目が合った際に「降りていいよ」とのゼスチャーをもらったのでピットに戻ることにした。クルマを受け取ってチェックすると、モーターがズレてしまったこと以外に問題はないもよう。しかし、あの程度のクラッシュでモーターがズレるのは問題である。ええ、整備不良ですが何か? 幸いなことに、タイヤも減るまで走ってないので、そのままモーターを締め直し、各部をチェックしてタイヤに再びグリップ剤を塗って予選2回目を待つことにした。だが、僕はその時に気付くべきだったのである。自分の調子が悪くないと思っているのがただの勘違いであることを……。

 予選2ラウンド目まで時間はあるし、クルマの整備も特に必要ないので、今日は僕が昼ごはんの買い出しに行くことにした。目指す食堂は昨日の昼と夜も済ませた同じ店。だっておいしいし。最初は昼食が必要な数人で店に行き、各自で注文。もちろんメニューの指差しである。で、ヒートの順番が一番遅い僕と比較的余裕のあるA氏ができ上った持ち帰り仕様のごはんをピットにデリバリーするという案配だ。なお、T君は昨日と同じカレー炒飯を頼んでいた。おいしかったそうなのだが、せっかくなら他のメニューに挑戦すればいいのに、とは思った。もちろん、T君がそれでいいなら僕が口を出すことではない。

Aoc17
上海2日目のお昼はジャガイモ炒めのせご飯。前夜にN氏が食べていておいしそうだったのだ。はい、とてもおいしゅうございました


 食事後もまだ余裕があったので、一度ホテルの部屋に戻ってトイレを済ませ、ついでにちょっと休んでからまたサーキットに行った。ご飯とトイレのストレスがないレースっていいよね。しかし、余裕がありすぎてもよくないことを、この後に思い知るのだった。

【つづく】

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