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2018年11月15日 (木)

分かりやすいネーミング

 RCレースの計測システムや中継などで知られるLiveRCのウェブサイトで、プロトフォーム社スタッフのエリック・イップ氏インタビューが掲載されていたから読んでみた。インタビューでは同社のボディについていろいろなことが語られているのだが、興味深かったのは今度発売する10分の1FFツーリングカー用ボディ「ヨーロッパ」についてのくだり。イップ氏によると、カリフォルニア(アメリカ)では10分の1FFツーリングカーはポピュラーではないが、ヨーロッパやアジアではけっこう盛んであり、今回のボディもヨーロッパからの要望によって企画されたものだという。
Eric_epp_europa_3
コレがそのヨーロッパ(画像はLiveRCより引用)

 そしてなんと、このボディは同社で初めてコンピューターを用いてデザインされ、ボディを成型するための型も5軸の切削機によって削り出されたものだという。実は、これまでのプロトフォーム製ボディは、すべてエリック・イップ氏の父親であるデイル・イップ氏が手彫りで型を作っていたとのこと。以前から左右で微妙に形状が違うのがプロトフォーム製ボディの特徴であり“味”であり、難点でもあったため、ハンドメイドであることは分かっていたのだが、まさかすべて一人の人物によって作られているとは思わなかった。

 で、肝心のヨーロッパである。僕はこの手の実車に詳しくないので、モチーフになったのがどのメーカーのどのモデルだか分からないのだが、名称からヨーロッパのメーカーであることが推察される(※追記・元ネタは自己解決しました。どうやら西班牙産のクルマみたい)。しかし、ヨーロッパからの要望で作ったヨーロッパ車のボディだから「ヨーロッパ」って、分かりやすすぎるというか、安易というか……。あれ? もしかしてロータス・ヨーロッパみたいに、現行車両で「ヨーロッパ」っていう名前のモデルある?

 名称はともかく、レース用としても使えそうなボディが新規で出てくるのはいいことである。僕も関わっているIRCC(中部国際空港で開催されているレース)のFFクラスでは、ここ数年京商R246製のプリウスボディが猛威をふるっているが、このボディが現在手に入りにくいのがちょっと問題になっているのだ。だから、このヨーロッパがプリウスに対抗できる性能を持っているのであれば歓迎したい。あとはどこかもう1社くらい戦えるFFボディを作ってくれるといいんだけど。ちなみに僕は、レースで性能の突出したボディが事実上ワンメイク化してしまうのは仕方ないと思っています。だって速いんだから。でも、みんなが買えないというのはよくない。
 
 なお、イップ氏のインタビューはココから読めます。英語だよ。

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