無料ブログはココログ

« 2018 12分の1世界戦 | トップページ | パルデイレース18年8月 »

2018年8月20日 (月)

2018 EPツーリング世界戦

 ブルーノ・コエロ選手優勝おめでとうございます。

 12分の1ほどではないが、いつもより参加者が少なかった10分の1電動ツーリング世界戦。正式にはISTC(インターナショナル・スケール・ツーリングカー・チャンピオンシップ)クラスになるのだが、なんでわざわざこんな分かりにくいクラス名にしているのかは不明。まあ、IFMARのやることだし、そんなに大した理由はないだろう。

 クラスの名称はともかく、レース内容は大したものでした。今大会では有力チームが出場をキャンセルしたため、過去のISTC世界チャンピオン経験者4名が欠場という残念な事態になってしまったものの、ディフェンディングチャンピオンでもあるドイツのロナルド・フェルカーと、前大会TQのブルーノ・コエロ両選手による争いは非常に見ごたえがあった。今回は予選からこの二人が突出した感じで、まずはブルーノが先行するものの、予選第2ラウンドからはロナルドが巻き返し、最終第6ラウンドを待たずにTQを決定。このままロナルドが決勝でも逃げきってしまうかとも思ったが、一夜明けて大会最終日に行われた予選第6ラウンドではブルーノがトップタイムをマークし、決勝での反撃も予感させた。
 どうやら夜の間に“何か”を見つけたらしいブルーノは、全部で3回行われる決勝レースの第1ラウンドで、スタート直後から前を走るロナルドを上回る速さを見せ、レース中盤にはオーバーテイクに成功。このラウンドを制してチャンピオンに王手をかけた。
 そして迎えた第2ラウンド。このレースでもブルーノ車は好調で、ロナルドのわずかなミスを見逃さずパス。その勢いで王座へと突っ走った。抜かれたロナルドはさらにらしからぬミスを犯して下位へと沈んでしまい、最終ラウンドを待たずにブルーノの優勝が決まった。おそらくブルーノが何かを見つけたのに対し、ロナルドは前日までの好調を失ってしまったのだろう。あのレベルのドライバーが、比較簡単にパッシングを許してしまったのはマシンの不調でもない限り説明がつかない。※追記:この記事を書いた後に某所でロナルドのインタビューを読んだが、それによると、ロナルド自身決勝でのクルマの感触は悪くないと感じていたとのこと。ただ「ブルーノのクルマの方が速かった」と。となると、決勝2回目でのミスはあせりから生じたものだったのか?

 こうして無事に新世界チャンピオンが誕生。ブルーノにとっては15年の電動オフ4WDクラスに続く2冠目だ。しかし残念なのは、やはり有力なライバルの数名が欠場していたこと。12分の1で勝ったハグバーグ同様に、ブルーノはフルメンバーによる“ガチ”の世界戦でも十分勝てる実力を持っているだけに、どうせならすべてのライバルを破ってチャンピオンに輝いてほしかった。ロナルドにとっても残念なレースになったが、チームの体制が変わっても速さをキープできているのはさすがだと思う。

 今回のレースは動画サイトにも上がっているので、興味のある人はぜひ見てほしい。特にAメイン決勝第1ラウンドのバトル観戦はオススメ。あのヒトたちラジコン上手いよ。

« 2018 12分の1世界戦 | トップページ | パルデイレース18年8月 »

雑記」カテゴリの記事