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2009年1月14日 (水)

2008年12分の1世界戦参戦記・その5

―出発~現地到着(08年11月7日・金曜日)―
※ここから時間の流れに沿って書いていきます。
 朝5時ごろ自宅を出発。前夜から始めた荷造りが、案の定ぎりぎりまでかかってしまった。最寄り駅まで徒歩で行き、成田空港へは京成スカイライナーを利用した。
 7時30分成田空港到着。まずは搭乗チェックインを済ませるが、預け荷物の総重量が17.6kgだと判明する。エコノミークラスの重量制限は20kgなので「もう少し持って行けたのに」と、ちょっと反省した。さまざまな部分で軽量化にこだわったら、思いのほか軽くなってしまったのである。で、お約束通り荷物検査でバッテリーが引っかかる。だからそれ持っていかないとレースになんないだって。使用目的そのほかを担当のお姉さんに細かく説明してようやく納得してもらう。僕の持ち込んだバッテリーは4セル×8パックだけだが、僕の後方でチェックインを待っていた某メーカーチームを指さし「あそこの団体はもっと沢山バッテリーを持っていますゼ」とチクる。もちろん「彼らも同じ世界戦参加者で、たぶんあの2人のうちどちらか、あるいは両方が世界チャンピオンになりますよ」と、褒めておくことも忘れない。「だからスムーズに(検査を)通してあげてね♪」と。結果的に嘘つきにならなくてよかった。
 チェックイン後にJMRCA理事の滝沢氏と合流する。現地では滝沢氏と行動を共にする予定だが、バンコク行きの便は異なるため、簡単な打ち合わせの後、バンコク・スワンナブーム国際空港での再会を約束して解散。時間に余裕があったので、空港ロビーでダラダラして過ごす。この2日間ほとんど寝てませんから。
 いよいよ2年ぶりの国際線に乗り込む。06年夏に潰瘍性大腸炎で2度目の入院をして以来初の海外である。基本的に完治しない病気なのだが、治療の甲斐あって、ここ最近は症状をほぼ抑え込むことができている。まあ、出発前には担当医の入念なチェックを受け、「くれぐれも気をつけて」という言葉を繰り返し聞きましたけど。
 僕の乗るバンコク行きタイ航空便は時間通りに離陸、機内の冷房が効きすぎて、乗っている間中鼻水が止まらなかったが、それでも現地時間の午後3時半に無事到着。飛行機を降りたとたんに感じる熱気と湿気に思わずホッとする。ああ、南国に来たんだ。なぜか向こうの税関では細かいチェックがなく、あっという間にタイ入国を果たした。過去に1回来た経験や、ほかの日本人に聞いた話から、ラジコン荷物を持っていくとネチネチとチェックされると思っていたのに。
 そして空港内で滝沢氏と再会。東京都昭島市のRCハウスチャンプ店長と日本人選手のナベちゃんとも偶然ここで会った。彼らは本来僕より1日早く現地入りしている予定だったのに、飛行機のトラブルで成田に引き返し、そこで1泊した後にバンコクに来ていたのだ。彼らも僕らと同じホテルに滞在することもあり、タクシー乗り場でそれぞれ2台に分乗してホテルに向かった。
 とても自分では運転する気になれないバンコク市内の交通をくぐり抜けてホテルに到着。いやー、スリル満点。ホテルではやはり先に来ていた友人と合流し、彼に預けていたタイヤ&タイヤセッターを受け取る。この友人が異常にバンコクに詳しく、彼の案内により近所のタイスキ食べ放題店で夕食を取ることにした。タイスキとは日本のスキヤキとしゃぶしゃぶの合いの子みたいな料理で、お湯(出し汁ではない)の入った鍋にいろんな食材をブチ込んで食べるもの。しゃぶしゃぶと違って、ポン酢やゴマだれではなく現地の辛味噌や醤油につけるのが特色だ。実は初体験のタイスキだが、これがとてもおいしくて気に入りました。だけどナベちゃん、いくら食べ放題だからって食材入れすぎだよ。お湯がほとんどなくなってるじゃねえか……。
 たらふく食べてからホテルに戻り、この日は早めに就寝。こうしてバンコク初日の夜は更けていった。

Plane




バンコク行きタイ航空便。この日の成田は雨。


Kinaishoku




機内食。意外と量があって、味も悪くなかった。


Taisuki




タイスキ。よく見ると取り皿に「ビュッフェ」とカタカナで書いてある。体調を考えて野菜中心にしたい僕と、肉と魚を次々にブチ込むナベちゃんとのせめぎ合いで、ごった煮状態に……。

(続く)

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