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2012年1月30日 (月)

ついに

我が家でもVRCプロができるようになった!

Vrc1_2

 やったのはもちろん12分の1電動カーである。VRC(バーチャルRC)を始めてかれこれ6年余りになるが、これまで僕が持っていたバージョンでは8分の1&10分の1GPカーしかラインナップされておらず、ほとんど8分の1を走らせていた。しかし、ふだんはリアルの8分の1をやらないせいか、結構やり込んでいるにもかかわらず、どこか他人の家でやらせてもらっているような感覚があったのも事実だ。だが、ついに12分の1電動カー登場である。実際にやってみると、やっと自分のウチでやっている気になれた。まあ、ウチじゃホンモノの12分の1は走らせられないけどさ。実家ならミニッツくらいは……。

 現状で選べるパワーユニットは1Sリポ+10.5Tノンブースト仕様のみなので、はっきり言ってストレートスピードや加速感に不満はある。が、コーナーの速さはまさに12分の1、グイグイ曲がってくれるので楽しくて仕方ない。モデイファイドモーターでできるようになるのは2月とのことなので、その日が来るのを指折り待ちたい。

 VRCプロになってから追加された機能でユニークなのが、操縦台の立ち位置が選べること。選べるのは10通り(LRP TCM2012コースのみで確認)で、実際に変えてみるとだいぶ景色が違うことが分かる。

Vrc2

最も左端(10番)に立ったときの景色。

Vrc3

これはほぼ真ん中の5番。クルマは上の画像と同じコーナーの同じ位置にある。

Vrc4

んでコレが右端。当然人間の眼よりは視界が狭くなるので、ずいぶん違って見える。これはこれでよい練習になりそうだ。

 基本設定の中にボディカラーを選べる項目があったから、迷わずふだん使っている黄色一色にしたのだが、LRP TCMのコースではフェンスに対して保護色になってしまったので、いまいち見づらい。しかし、黄色一色に愛着があるのでしばらくは変えたくないのだ。

 VRC12分の1カーがあまりに楽しいのでずっとやっていたいのだけど、今週は意外と仕事が忙しいからそうそう遊んでもいられない。でも、それ(仕事)がちょうどよいストッパーになっているかも?

2012年1月29日 (日)

黒い市場はプジョー?

 このところ、寒いこととF1(実車&RC)の話題ばっかで肝心の12分の1ついてはあまり書いていなかった。まあ寒いのは相変わらずで、しかもまだまだ続くという地獄の予報だから、今後もこのブログの導入が「寒い」になるのは仕方ない。ぎゃー! ということで、12分の1の話題を書きます。しかしいつまで続くの? この寒さ……。

 さて、今回は最近使った新型のボディについて。僕はここ数年プロトフォームの「スピード12」をレースで使うことが非常に多い。これを基準に同じくプロトフォームの「AMR12」、またはブラックアートの「アウディR8C」を使い分けている。スピード12よりダウンフォースがほしいときはAMR、路面グリップが十分に高いと思ったらアウディにするという感じ。スピード12は04年春の発売だったから、すでに古い形式のボディになるものの、このボディでアンダーもオーバーも感じないときはだいたい調子がイイ。だから新しいボディが出てきたらとりあえず買ってみるが、気がついてみるとやっぱりスピード12に戻っているというパターンになっている。
 で、懲りもせずに最近発売されたブラックアートの「ブラックマーケット」を買ってみた。そしたらコレが存外具合がいい。AMRのように初期はグイっと入ってくるわりにその後が失速する感覚になったり、アウディのように路面グリップが上がるまでは終始アンダーということもなく、かなり自然な感覚で走れ、なおかつタイムもしっかり出るのだ(※個人の感想です)。これはクレストスピードウェイでの感想だが、ここが僕のホームコースで、結局のところクレストの月例ナイトレースが一番大事なレースであるのだから、これは重要なことである。いや、しょっぱなからここまで感触のよいボディは久しぶりだ。
 ところで、このボディには前述のとおり「ブラックマーケット」という名前が付けられているが、またなんでこんな名前になったのだろう? モデルになった実車の名前を明示するとロイヤリティが発生してしまうから濁すのは分かるんだけど、だからといってブラックマーケットとは……。ちなみにこのこのボディ、去年のル・マン24時間レースなどを走ったプジョー908 HDi FAPをモチーフにしているものと外観から推測できる。でもまあ、あんまりホンモノには似てない。昨今のスポーツプロトタイプはまんまカウルを被せたF1だから、似せるっていっても限界はあるだろうけど。
 今年は12分の1の世界戦開催年だから、このブラックマーケットも当然世界戦で使用することを前提に開発されている。昨年からヨーロッパのRC協会では12分の1のボディサイズ、特にコクピット回りの関する規定が厳しくなり、スピード12のように極端にコクピットの幅が狭いボディは認可されなくなった。そしてそれは世界戦規定にも影響を及ぼすと思われる。でも、アメリカの規定は違うし、日本もまた然りだ。とはいえ、クレストのレースじゃあんまり関係ないから、これからもスピード12を使うと思うし、状況によってブラックマーケットも使うだろう。自宅の在庫が増えてきてしまったから、そろそろ銘柄を絞りたいところだけど、市場在庫がなくなると不安だからついつい買っちゃうんだよなあ。

Black_market
で、これがそのブラックマーケット。コクピット回りが大きめになっているが、実車から比べるとはるかに小さい。これでOKならスピード12だっていいじゃんよー、と思うが、あっちのヒトの考えていることはいまいち理解できん。コクピット後方からリヤスポイラーまで垂直フィンが伸びているのは実車がそういう規定だからです。なんでも横転防止だとか。

Rebel12
ついでに中身も紹介。これがウチのクレスト用の子です。でも、去年は名古屋のセントレアでも走りました。絨毯の上しか走らせないという、ある意味過保護な子です。

Motor_6t
最近お気に入りのモーター「エンルート・ZR-Sデルタ6T」。デルタ結線なので、通常の3.5~4.0Tに近いパワー特性になっている。これの7Tは実に燃費のよいモーターで、去年はほとんどのレースで使ったのだけど、最近の大容量バッテリーではどうしても余ってしまうから6Tにした。そしたら実にパワフルだが、燃費は一気にキツくなりました。でも、なんとなく使いどころは分かってきた。現在のクレストでの指数は30.5近辺。しばらくコッチをレースで使います。

2012年1月27日 (金)

CT-01

 いよいよF1新車発表の季節である。
 で、先陣を切って発表されたのがロータス改めケータハムの「CT-01」だ。クルマの写真はこのへんで見ていただくとして、僕の個人的感想は「がっかり」だった。と同時に「この手があったのか!」とも。今年から安全基準強化のために極端なハイノーズが禁止になるから、ハイノーズがあんまり好きじゃない僕としてはクルマの見栄えがちったあ良くなるかと期待していたのだか、まさかあんな風につなげるなんて……。もうレギュレーションで思いっきりローノーズを強制しちゃえよ! 
 一部では「カモノハシ」と呼ばれるこの形状だが、僕にはどっちかというと「アリゲーター」に見える。いずれにせよF1に相応しいニックネームじゃないね。しかも、どうやら今年はこのようなカッコのクルマが多くなるらしい。いや、まいったまいった。フェラーリの会長も今年の自分トコのクルマが「醜い」とか言ってたし、もう、これから出てくる新車に過度の期待をするのはやめよう。昔っから、新シーズン用のF1がどんどん発表されるのが冬場唯一といってもいい楽しみだったのに(泣)。
 今のテクニカルレギュレーション考えた人なんか、タンスの角に足の小指ぶつけちゃえ!

 ま、あっちは土足文化ですけどね。

2012年1月22日 (日)

寒冬

 なんて嫌な言葉なんだ。

 

ニュースによると、この冬は2006年以来の寒冬になる見込みだそうである。しかし、そもそも「寒冬」という言葉はおかしいだろう。「冬」という言葉にはすでに「寒い」や「辛い」、「嫌」、「間違っている」などの意味が含まれているのだから、「寒冬」は「頭痛が痛い」や「○○君はバカ」などと同じ重複表現になってしまうではないか。ま、それだけ嫌度も増していることは間違いないが。
 2006年冬といえば、クリスマスごろから本格的な体調不良が始まり、結局3月アタマには入院するはめになった忌まわしい思い出のある季節だ。結局そのときは1カ月半入院し、さらに同年7~8月にも、もっかい1カ月半入院するといういわば呪いの始まりだった。最初は寒さで体調を崩したのかと思ったのだが、よく考えると断続的な不調はゴールデンウィークごろから始まっていたから、体調不良を加速させた要因ではあっても、寒さが病気の原因ではない。3月の入院のときは極度の貧血でホントに死にそうになっていて、それはそれで辛かったのだが、その後の点滴のみの絶食治療の方が遥かに辛かったのは秘密でもなんでもない。みんな同情して。ちなみに現在も絶賛通院中です。基本的に問診して薬を処方してもらうだけだけどね。
 この寒さはまだしばらく続くそうである。もはや天が僕に対して嫌がらせをしているとしか思えないが、それほどの悪さをした覚えもないので、今はただ春が来るのをじっと待つのみである。

 あ、今回もオチはありませんよ。

2012年1月21日 (土)

再録・日々これ12分の1 第15回(モーターの話)

 今年(01年)の全日本選手権会場が群馬県の川場RCプラザに決定した。実は、ここはボクの大好きなコースだ。その理由として、ボクの実家から比較的近いということもあるのだが、何よりもそのコースレイアウトが面白い。低~高速コーナーがバランス良く組み合わされ、さらに各コーナーのRが微妙に変化する凝ったレイアウトは何度走っても飽きることがない。今から9月の本番を楽しみにしているが、せっかくの地元開催だし、今年はなるべく多く練習に行きたいと思っている。ま、それで結果が悪ければ諦めもつくし。
 ところでこの川場村のコースは、ワンテンGPレーサーも走れるだけあって、12分の1で走ると非常に大きい。ここでは2年前にも同クラスの全日本が開催されているのだが、その時のレイアウトでは1周約198mというデータが残っている。当時の最速ラップはHPIの吉岡選手が出した16秒中盤だったはずなので、1周の平均速度はざっと計算すると時速43kmになる。これは相当に速いと思うが、バッテリー本数が2本減ったとはいえ、800gに軽量化された今年の12分の1マシンはこのタイムを確実に塗り替えてくるだろう。ただし、それなりにパワフルで効率の高いモーターが必要になるが……。
 ということで今回はモーターの話。
 4セルレギュレーションにより劇的に変化したのがモーターのターン数だ。6セル時代は14~16ターンが主流だったのが、ニッケル水素×4セルでは9~11ターンを使うことが多い。ちなみに指数は10ターンなら38~40位。これで8分間走ることになる。
 バッテリーが4セルになったため、当然ながら絶対的な出力(電圧)は低下した。そのためモーターの選択に関しては6セル時代よりもかなりシビアになった。6セルの時は路面の状態によっては明らかにグリップに対してオーバーパワーになるケースがあり、その場合、手巻きに比べて多少効率の落ちる機械巻きモーターを使用しても、これを上手く使いこなすことで良いタイムを出すことができた。
 しかし4セルの場合はモーターの違いが6セルよりも顕著に現れる。ボクがテストした感じでは手巻きモーターの優位は明らかで、とにかく良いモーターを造る(見つける)ことが4セルのレースで好成績を残す第一歩となる。もちろん、ここで話していることはあくまで全日本などのシビアなレースを目標に考えてのことで、フツーに12分の1を楽しむだけなら機械巻きモーターでも何のモンダイもない。
 さて、それではどんな基準でモーターを選ぶかというと、最初にどうしても必要なのが“速さ”だ。コレがないととにかく話にならない。やっぱりストレートで遅いと不利だし。続いて必要なのが燃費の良さ(つまり効率が高いということ)。そして最後は運転のしやすさだ。意外に思うかもしれないが、レースで好成績を残そうと思ったら「速くて持つ(長時間走る)」というのが第一条件で、ドライバビリティは2の次になる。といっても扱いやすいモーターを使えば良いタイムが出ることが多いけどね。
 最初の条件である速いモーターを選択するにあたって考慮するのはターン数のこと。最初は常識的なセンから始めるので、とりあえず10ターン位をチョイスすることが多い。モーターの特性として、一般にターン数が少ないと出力が大きく、反面バッテリーの消費が多くなる。そのせいか、ターン数の少ないモーターで8分走り切るとそれを自慢するヒトが良くいる(ボクもそう)が、これって実はエラくもナンともない。実際は何ターンで走ろうが8分間を一番速く走ったヤツがエラいのであって、例え7ターンで8分走っても11ターンに周回数&タイムで負けていたのではナンにもならない。
 さらに、ひとコトで速いモーターといっても実は色々ある。いわゆる「回転型」というヤツと「トルク型」のヤツだ。もちろんこれは大雑把な分け方であるが、まあこの2タイプで考えて良いだろう。モーターの最終的な出力は(トルク×回転数)で決まる。一般にモーターのターン数が多いとトルクは増えるが回転が低くなり、ターン数が少ないと高回転型となるがトルクが減る。ただし、少ターンモーターでは回転が高くなる割合がトルクの落ちる割合を上回るので、総合的な出力が大きいくなるのだ。だから、ターン数が少なくなるに従って指数は小さくなる(モーターの回転数が上がるので、減速比が大きくなる)というわけ。
 ここまで来たところでスペースがなくなってしまったので、「モーターの話」来月に続きます。

 1セルリポ+ブラシレスモーターがスタンダードになってしまった現在では、すでに隔世の感もある原稿です。とはいえ、ターン数が少なくなるとスピードが上がる代わりに電気を食うという状況はブラシレスモーターでも変わらないので、今でも基本は変わっていないはず。燃費のことや、バッテリー選択などについては金銭面も含めて確実に当時より楽になっています。そしてスピードが確実に速くなっているのも事実です。このころはまだ国内の4セルは黎明期にあり、実際この年に川場で行われた12分の1全日本では、その2年前の6セル時代よりも8分間の周回数が少ない(=スピードが低い)という結果になりました。しかし、10年の1セルリポによる川場12分の1全日本の記録は過去最速だったのです。いやあ、アイテムの進歩って凄いですね。それに対して僕自身はどんどん衰えていくなんて、時の流れはなんて残酷なんだ(泣)。もっと光を! でも、昨今の凄く速い12分の1は運転していてとても楽しいので、まだまだレースも続けていこうと思います。(2012年1月21日・記)

2012年1月16日 (月)

FS104奮闘記

レース編その1

 またか、とお思いでしょうがとにかく寒い! この冬は何度でも書かずにいられないほどの寒さだ。最高気温が6℃台(東京)って何よ? その5倍くらいでちょうどいいのに……。今年は諸般の事情によりタイ・バンコクのTITCに参加する予定はないが、こうまで寒いとどこかに避寒したくなる。スノーバードとか……。

 で、1月14日の土曜日に、埼玉県川越市のスピードウェイ・パルで開催されたナイトレースシリーズ戦にFS104で参加してきました。結果は予選2位の決勝3位。まだセッティングも決まっていない新マシンでの参戦ということを考えるとまずまずの結果だが、個人的には連勝が止まってしまったのが寂しいのも事実。まあ、今までがデキすぎだったのは間違いないのだが。
 クルマのセットなどは追って紹介していこうと思っているけど、今はただ寒かったことしか覚えていない。その前の週のクレストナイトレースも寒かったし、もう、僕の心はボキボキ折れています。早く6月にならないかなあ。


Pal_night
レース開催時のパル。携帯電話で撮った写真のため、かなりボケているのはご容赦ください。

Temp
20時半ごろのピットテーブル上の温度。3℃って何よ3℃って。冷蔵庫の中じゃないんだから。

Car_pal
写真もボケボケ。だって寒いんだもん。スポンジタイヤ+グリップ剤なしというパルのF1ナイトレースでは、タイヤウォーマーは必須アイテム。ちなみに真夏のレースでも使います。しかし、この日は人間ウォーマーがほしかった。上5枚、下2枚にニットの帽子とネックウォーマーを装着してても足りないなんてどうかしている。

 ということで、クルマの話は人間の温度が回復してから書きます。せめて最高気温が10℃を超えれば……。

2012年1月11日 (水)

FS104奮闘記

製作編その3(完成)

 この寒さはすでに暴力といってよいだろう。ふつうは、真冬であっても1、2日は寒さが緩む日があるのに、いったい何日連続で寒いんだ? もうカンベンしてください。ということで、毎年恒例の冬バテ状態である。食欲もイマイチだし、何より生きる気力がわかない。とはいえ、人類の平均値よりもレベルが低そうな気はするが、これでも恒温動物の端くれであるため、冬眠もできずに起きている。そして何かしていないと寒さで心がボッキリ折れそうなので、ラジコンはそれなりにやっている。で、少しずつ作っていたFS104が完成しました。
 実は、今週アタマに完成し、すでにスピードウェイ・パルでの初走行も済ませているのだが、とりあえず今回は走行可能状態になったクルマを紹介したい。

Compchassis
メカ積みも終了して、走れる状態のシャシー。実際にこのままパルで走っている。

Body
ボデイは手持ちのTRG製94Wを再利用した。本来は最近のハイノーズボディを組み合わせるべきなのだろうが、ハイノーズはもうひとつカッコよく思えないのでローノーズ仕様で仕上げた。リヤタイヤも幅広のF103用を装着している。最大幅200㎜規定で行われるパルのナイトレースに出ることが前提のため、これでオッケーだ。でも、フロントトレッドが狭いことを除けば意外とまとまっているんじゃないかな? なお、前回紹介したシャシーにはF104用モーターマウントを取り付けていたが、直径の小さいタイヤが使えないためF103用に変更した。個人的にはワイドトレッド仕様のフロントロアアームが欲しい。

Receiver
ちょふバーの動きを妨げないようにするため、受信機はポリカ板+両面テープを使って高めに搭載した。立てて置くことも考えたのだが、他カテゴリーのクルマと使い回すことを考慮して、取り外しが容易なこのスタイルに落ち着いた。

Dummy
パルのレースではバッテリー内蔵型トランスポンダーを使ってタイム計測を行うので、練習用ダミーポンダーも装着。こういうモノを載せたいときに、最近の実車F1を模したボディはタイトすぎて不向きなのも90年代ローノーズボディを選択した理由のひとつ。それにカッコ悪いし……。

Esc
スピードコントローラーはシャシー左サイドに立てて装着。こちらは基本的に“載せっぱ”だから、このスタイルの方がワイヤーをすっきりできる。諸事情によりケースは違っているが、中身はLRP・クァンタム1である。

Wires
パルのスタッフに「カツカツですね」と言われたパワー系の配線。でも、電気抵抗と重量を考えればワイヤーはなるべく短くしたいよね。僕個人はすっきりまとまっていてお気に入りの配線である。パルのレースは30Tブラシモーターを使用するから、迷わずこうしたのだが、実は今年から17.5Tブラシレスモーターも使えるようになったことを昨日知った。だから、今後のテストやレースの結果によってはブラシレスモーターシステムへの変更もありうる。

Plug
プラグはQTEQのパワーバナナ。

Plug2
バッテリー側メス型コネクターとの接触面積が多く、作りも非常にしっかりしているので、最近好んで使っているアイテムだ。

Stopper
ジャンク箱の中から発見した樹脂製サーボステーに穴をあけてバッテリーストッパーとして使用。ちなみにカワダ・SV-10Σ用である。何のためかは不明だが、シャシーにはあらかじめこの位置に穴があいていた。このストッパーとアッパーデッキ裏に貼った滑り止めシートのおかげでバッテリーは確実に固定される。バッテリー交換の際には4本のネジを緩める必要があるが、グラステープ貼り直すのとどっこいどっこいで、特に苦にはならない作業だ。

Front1
初走行の結果、フロントダンパーは頻繁に外すことが判明した。そこでエンド部分をヨコモ製ボールエンド&6角穴付きボールに変更して、ダンパーの着脱を容易にしている。今後セッティングが進んでくれば、フロントダンパーを外す頻度が下がるかもしれない。

 で、肝心の初走行だが、とりあえずはそこそこ走ってくれた。セッティングをあれこれやるのが忙しく、写真を撮るのはすっかり忘れてました。
 そして今週末はいきなりレースなのである。

2012年1月 4日 (水)

再録・日々これ12分の1 第14回(レースの話)

「スイッチブレード軽量化日記」
3月某日
 アンプをLRPのクァンタム・コンペティションに変更した。これで10gの軽量化を実現してトータル810g。あと10gだ。
 さて今月のお題はレースの話。
 ボクはRCカーでレースをするのが好きだ。レースで勝つのはもっと好きなんだけど、そんなことは何年かに一度あるかないかなので、さすがにそれだけではレースに対するモチベーションとはならない。ではレースの何が好きなのかというと、実は良く分からない。それでもとにかく、ボクがレース好きなのはまぎれもない事実だ。
 12分の1のレースはふつう8分間周回方式で行われる。これは予選でも決勝でも変らない。しかし、実は予選と決勝ではそのレースの状況が大きく異なっている。予選では通常スタッガースタート方式が採用され、レースに参加する各マシンは一斉ではなく1台ずつ間隔を空けてスタートする。そして、そこから8分間でどれだけの周回数を稼げるかの勝負となる。つまり予選はあくまで自己記録を追求するものといえる。もちろん、8分の間には周回遅れをパスしたり、速いマシンにラインを譲ったりすることもあるが、これはあくまで副次的なもの。予選レースの本質は間違いなく自分との戦いにある。
 これに比べて決勝レースは、全車が「よーいドン」で一斉にスタートするため、いきなり他者(車)との戦いが始まる。スタート直後に良いポジションを確保しないとその後のレース展開が非常に不利になってしまうので、みんなが我先にとコーナーに突っ込んでくる。ここではとにかく、自分の限界とかその後ペースなんか考えてるヒマなんぞなく、ひたすら前に出ることのみを本能にまかせて突っ走っていく感じだ。さらにレース中も終始自分の前後にいるマシン(稀に自分の前にしかマシンがいなかったり、もっと稀に自分の後ろにしかマシンがいなかったりする場合があるけど……)のペースを気にしながら走ることになる。
 このように同じ8分間方式のレースでありながら、予選と決勝でかなり内容の異なる2タイプのレースを味わうことができるのも12分の1の大きな魅力のひとつだ。
 この8分というレース時間も12のレースを面白く(かつ難しく)する要素である。通常12分の1マシンのパワー系をセッティングして行く際、常に全開で走らせるとバッテリーが8分間持たないようにセットして、実際のレースでは8分持たせるようにペースをコントロールしながら走る。なぜこんなメンドくさいことをするかというと、原因はバッテリーにある。これは特にニッケル水素バッテリーに顕著なのだが、走行用バッテリーの放電電圧は緩やかなカーブを描いて下降する特性があり、そのためレースの始めから全開で走行してしまうと、バッテリー電圧が下降してきた時にラップタイムの落ち込みが激しくなってしまうのだ。これを補うために、レース序盤の電圧が高い時にはスロットルを控えめにして、後半になってバッテリーがタレてきたらスロットルを全開にしてスピードを補うペース配分を行うというわけ。
 つまり、調子に乗って飛ばしてしまうと走り切れないようなセットアップでスタートし、その後は8分間でバッテリーをキッチリ使い切るよう慎重に走らなくてはならない。これこそまさに自分との戦いと言わずして何と言おう? とはいえ、前述したように予選はスタートのタイミングも選手個別になるため、そういう意味では自分のペースを作りやすい。しかし決勝ではそうはいかない。なにしろ場合によっては自分よりペースの速いマシンを抑え込んだり、少々オーバーペースでも前を走るマシンを追っかけなくてはならない。しかしそんなコトをしながらも、常にアタマの片隅ではバッテリー残量のことを気にしておく必要があり、コレを忘れると調子良く上位を走っていてもレース終盤にはバッテリーがタレて一気に順位を落してしまうことになる。
 これらの要素を加味して、ではお前は予選と決勝のどっちが好きなんだ? といわれるとちょっと考えてしまう。しかし、予選レースが上手くいった時には「達成感」があり、決勝の結果が良かった時には「征服感」がある。ようするにボクは予選と決勝のどっちも好きなんだということ。とにかくレースは楽しい。特にスタート前のドキドキする感じは何年やってもヤメられない。ただし、昨年(00年)の12分の1全日本関東地区予選のスタート前は、ナゼだか分からないが妙に緊張していて「ここから今すぐに逃げたい」という気持ちになったのを憶えている。しかしこの時はレース結果が良かったので、これは集中力が極度に高まった時のサインだった。と勝手に解釈して良い方に考えている。
 こんなことを思い付くままに書いていたら無性にレースがやりたくなってきた。ここ最近は月に一回クレストスピードウェイでのレースしかやってないので、もう少しレースの出場機会を増やしたいところだが、意外とヒマがなくってなあ……。

 01年春に書いた原稿ですが、このときのレースに対する気持ちは現在でも驚くほど変わっていません。とにかくレースが楽しくて仕方ないのです。で、今でも月イチのクレストレースにはほぼ欠かさずに出ているし、昨年はスピードウェイ・パルのF1シリーズ戦にも参加しました。歳をとったことに加え、06年に発症した病気のせいもあって体力は10年前より確実に落ちているので、レース後の疲れも以前より残るようになりましたが、このレース好きな気持ちが変わらない限りレースには出続けようと思います。
 ただし、この原稿に書いた12分の1レースの予選に関しては、現在では少々事情が変わっています。現在はあまり“燃費走行”をやらず、ふつうに走ってちょうど8分持つようにセッティングすることが多くなりました。これはリポバッテリーの出現によるところが大で、放電終期でも電圧が落ちにくいリポでは、ハーフスロットル走法の効果が得にくいのです。もちろん、あまりバカみたいに飛ばすとタレて8分走れなくなりますが。むしろ、最近ではタイヤのグリップを最後まで持たせるように気を使って走るケースが増えたような……。(2012年1月4日・記)

2012年1月 2日 (月)

FS104奮闘記

製作編その2

 ちょこちょこと製作を進めているFS104wwであるが、作っていくうちに足りない部品があることに気付いたりして、すべてが順調に進んでいるわけではない。しかし、今月の第二土曜日にスピードウェイ・パルで行われるナイトレースにデビューさせたいという目標があるので、そろそろまとめなければならない。あくまで努力目標ですが。

現在、この辺までできてます。
Chassis1


Double_wishbone
このクルマの特徴のひとつであるダブルウイッシュボーンタイプのフロントサスペンション。キングピンはTRG111と共通だが、こちらはロアアームもスイングする。キャンバー&キャスター角、ロールセンターなどの調整が可能。

Servo
ステアリングサーボは小型のJR・DS8421HVを搭載。パルのF1ナイトレースには重量規定がないので、なるべく軽く仕上げたいのだ。とはいえ、12分の1なんかとくらべると車重はあるから、トルク型のサーボをチョイスした。

Upper_deck
アッパーデッキはF104純正FRP製。本来タミヤ・カスタマーサービス扱いのパーツだが、秋葉原の某ショップで店頭販売してたからこれを購入。軽量化とバッテリー脱着のしやすさを考慮して、前部をぶった切ってある。

Post2
そのアッパーデッキとメインシャシーを接続するポストだが、FS104の説明書にはF104キットから「メカトレイポスト」を流用するよう指示がある。しかし、これもカスタマー扱いで、なおかつ店頭在庫がなかったため、適当な代替品を探したら、うってつけのパーツが見つかった。

Post
JRプロポの「クロスメンバーL26」。おそらくRCへリ用パーツだと思うのだが、タミヤのパーツと同じ長さ26㎜とドンピシャだった。ちなみに、フロントアッパーアーム後ろ側の支点にもこのポストを利用している。

Side_plate
リヤサスはFRPサイドプレートの通称・ちょふバーで保持。このパーツがサスアームとスプリングを兼ねている。リンクサスの一種ともいえるが、Tバーの利点も併せ持っている。

Side_plate_shim
ちょふバーの前側取り付けポイントにはF104純正のF3パーツを挟むことになっているが、ここは厚さが同じ1.5㎜φ3スペーサーで代用した。

Chassis
なお、FS104のシャシーには、F104用Tバーも取り付け可能なフライス&穴あけ加工が施されている。将来、ちょふバーとTバーの比較をやってみるかも?

Damper_plate
リヤのロール減衰には使い慣れているTRG製フリクションダンパーを使用。ダンパーを取り付けるためのプレートはFRP板(使い古しのF103用ソフトTバー)から切り出した。

ということで、本日はこの辺まで。
来週早々には走らせたいのだが、果たして間に合うのか?

2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

皆様のご多幸をお祈りいたします。

2012年1月1日

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