最近、12分の1のリヤプレートに亀裂が入ってしまい、レースを前に新品に交換する必要に迫られた。しかしスペアは残り1個。レースまでに入手してる暇はないので、どの段階で新品を投入するか考えていた。が、しばらく考えていて思いついたのは「こんな単純な形状のパーツなら自分で作っちゃえばいいんじゃね?」ということ。そこでウチにある2ミリ厚CFRPの端切れをチェックしたら、2、3個は抜けそうなサイズの板が見つかった。なのでさっそく工作開始。

上が新造品で下がキットオリジナル。亀裂の原因にもなりうる肉抜きをやめたので、1時間ほどの工作で完成した。オリジナル品をテンプレートにしているため、わずかに新造品の方が大きい
と、ここまで書いてきたが、別にこのリヤプレートが表題のアイテムではない。
このリヤプレートは、カーボン板に一家に1台のボール盤で穴を開け、3軒に1個くらいあるダイヤモンド刃付き糸ノコで切り出している。そしてその際に投入したのが禁断のアイテムなのである。そのアイテムとは……
メガネ型ル~ぺ~(ネコ型ロボットの先代の声で読んでください)
メガネの上からかけられるこのルーペの導入により、カーボン上のケガキ線もよりハッキリと見えるようになり、作業効率が大幅にアップし、仕上がりも向上している。
ホントは某ハ〇キルーペを買おうかと思っていたのだが、最新TVCMに出ている女優さんの大根っぷりが我慢できないのと、もうひとつのとある理由からもっと安いのを大手通販で購入した。
その理由が……
レンズ部分のハネ上げができること
僕は乱視がひどく、メガネで矯正しないと近くのものが二つに見えてしまう。そこでルーペを使う際も、本来のメガネの上からかけられるものがいいのだが、かといって常時その状態では、机の横に置いた別の工具などを探す際にいちいちルーペを外さなくてはならない。その点、こういうハネ上げ式なら簡単に切り替えができる。試しにこのルーペを使ってハンダ付けもしてみたが、あんなに見やすくなるとは思わなかった。たぶん、このブログを読んでいる人の多くが今回の記事に同意してもらえると思うが、もし若い人が読んでいた場合にはこう伝えておきたい。「明日は我が身だよ」と。
このルーペ、送料込みで2000円しなかったから、もう1個買ってラジコンバッグにも常備しておこうかな?
しかし、沢口靖子の大根は許せるのに、なんで他の人のは我慢できないんだろ?